Introduction

スポーツにはさまざまな方をつなぐ力がありますよね。スポーツの持つ力は、当社の経営理念「活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支える」を実現するうえで重要な存在です。

三井住友海上では、私たち人事部でも「スポーツ振興」に関する取組みを行っています。

今回は、実際にどのような活動をされているのか、スポーツ振興をご担当されている渡部さんにまるっとお答えいただきました！

※2024年度に作成した記事です

これまでの経歴

笹松：本日はよろしくお願いいたします！まずは、渡部さんの今までのご経歴を教えてください。

渡部：三井住友海上の社員の人柄のよさとアジア事業展開に魅力を感じ、2008年に新卒で入社しました。最初は大阪企業営業に配属となり、大手メーカー担当として社員の自動車保険の加入率を上げるための仕事に携わりました。その後、熊本のリテール営業組織へ異動となり、代理店との人間関係の大切さを学ぶ機会を得ました。企業営業時代の知識も役に立ち、「経験×自己肯定感=自信」につながることに気が付いた4年半でした。その後、リテール営業時代の金融機関向けの火災保険・生命保険の営業経験を買われて東京金融機関営業へ異動。6年半経験するなかで、取引信用保険(債権回収不可による損失を補償する保険)の海外版に注力しました。約款もゼロから作る経験をすることで、自分がいた足跡を少しは残すことができたと感じた瞬間でした。そののち、人事部スポーツ振興チームへ着任し、現在3年目となります。

スポーツ振興の取組み

笹松：スポーツ振興チームのみなさまの業務内容を教えてください！

渡部：主に、当社社員のエンゲージメント向上・一体感醸成を、当社競技部・アスリート社員という手段を用いて果たしていくことが、スポーツ振興チームのメインの目的・業務となります。その他、一般の社員の方が、健康増進や交流促進のために加入する公認スポーツ部の管理も行っています。

具体的な業務としては、競技部・アスリート社員の強化・管理、アスリート社員の教育・セカンドキャリア形成のフォロー、アスリート社員の当社内活動における諸規定の作成・整備等を行っています。

その他、アスリート社員の活躍の社内外広報・社会貢献活動のフォローを広報部が担っており、広報部と一緒に仕事をすることも多々あります。スポーツの秘めた可能性を捉え、今後も継続して価値を見出せる取組みができるよう、日々検討を進めていきます。

当社競技部・アスリート社員の強化に向けて

笹松：当社で活動している競技部について教えてください。

渡部：現在当社スポーツ振興事業として主に活動しているのは、3つの競技部とパラアスリートです。当社は三井海上と住友海上が合併してできた会社ですが、三井海上は女子陸上競技部・住友海上は女子柔道部がそれぞれ30年以上の歴史ある競技部であり、2社とも、過去より伝統的にスポーツ振興を重んじ、2競技部とも過去より輝かしい成績を出し続けてきました。

2014年に設立されたのがトライアスロン部です。当時総合社員の内定者であった個人が、自身がアスリートとして「トライアスロンで五輪を目指したい」という想いから設立が認められた部であり、今でもチャレンジングな目標を掲げて競技活動に取り組んでいます。

他に、パラアスリートが5名おり、それぞれ世界レベルで活躍しています。

▼各部の取組みはこちらもご覧ください

スポーツ振興への取組｜知る・楽しむ｜三井住友海上

三井住友海上オフィシャルサイト。自動車保険、火災保険、傷害保険などを取り扱っています。このページでは、スポーツ振興への取組について紹介しております。https://www.ms-ins.com/special/sports/

我々は勿論、損害保険に関する知識はありますが「どうしたら選手が速く走ることができるのか」という知識はありません。そのため、学術面および論理的な思考力で、競技部やアスリート社員のフォローをしています。簡単な例でいえば、「慢性的なケガが多発している」→「強くなるためにはケガせず練習を積んだ方がよい」→「慢性的なケガを防止する必要がある」→「理学療法士を外部から招聘し、月に１回のスクリーニングをしてもらう」など。当社社員が盛り上がり、エンゲージメント向上・一体感醸成を果たすためには、アスリート社員が「強い」ことは前提であり、強化の面は大変重要な業務の一つです。

また、当社アスリート社員は引退後当社本業に従事することが認められており、引退した選手本人も極力不安少なく活動を開始できるように、現役時代からの社会人としてのセカンドキャリア形成に向けた教育等も重視しています。

笹松：業務内容が多岐にわたっていますね。ちなみに大会への応援などは実際の社員も参加されるんですか？

渡部：出場する大会にもよりますが、アスリート社員が大会に出場する際は、アスリート社員が日ごろ属する職場の方々を始め、多くの社員・役員・代理店の皆さまが計300名が応援に駆けつけていただくこともあります。ここでアスリート社員が活躍することで、応援していただく皆さまの活力やチームワークの向上につながり、日々の業務のエンゲージメント・一体感の向上が実現できます。コロナ禍をきっかけとして、SNSを使用した応援のシステムも開発され、現地・SNSそれぞれでの応援体制が築かれています。

笹松：代理店の方も含めて、多くの方に応援いただけるのは嬉しいですね！

▼スポーツに関する情報をInstgram等で発信しています！

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今後のスポーツ振興の取組みは？

笹松：現在の取組みをいろいろ教えていただきましたが、今後の目標はありますか？

渡部：それぞれの競技部・アスリート社員の目指すべき目標に向けた強化は継続しつつ、新たに「グローバルな一体感醸成」の取組みも開始しています。当社はグローバル企業でありますが、自身も海外事業部のトレーニーに参加するなかで、よりボーダーレスな風土を作っていく必要があると感じました。当社経営ビジョンである「世界トップ水準の保険・金融グループ」を目指すにあたっては、国境を越えたグローバルな視点での一体感醸成が必要だと考えています。ここに向けたさまざまな取組みはもちろん会社全体で行われていますが、「スポーツ」は世界共通の言語として活用できると考えています。

現在、世界の当社グループ社員が参加できるスポーツイベントも検討しており、2024年度はこの企画を一緒に検討する海外の社員を日本に招き、交流・意見交換を実施しました。今後も当社ミッション・ビジョンの達成、さらには当社ブランド力強化に向け、当社スポーツがどのような役割を果たすことができるか、考え続けていきます。

▼写真右から、スポーツ振興チームの渡部さんと採用チームの笹松

　お仕事に向き合う熱い想いを教えていただきました！

笹松：最後に、当社を受けてくださる候補者さまへのメッセージをお願いします！

渡部：当社は頑張っている社員・チャレンジングな姿勢を持つ社員を、背中を押して応援してくれる会社であると私は思っています。私自身、営業時代も感じましたし、人事部に着任してからも、部・部員のチャレンジを応援する姿勢を肌で感じています。一方、社員がより活躍できる風土を作るよう会社からはさまざまな取組みやサポートがされていますが、新しい風土を作るためには会社側からのアクションだけではなく、会社を作る一人ひとりの社員の意思や想い、行動が不可欠だと思います。

今後、共に、新たな当社の風土を作っていくことができる、意思や想いのある皆さんと一緒に働くことができることを楽しみにしています。

編集後記

スポーツが人々に及ぼす影響は大きいと改めて感じる機会でした。また同時に、スポーツにこれほど注力していることから、当社が頑張る社員を応援してくれる企業であることがより鮮明に再認識することができました！

イチ社員として、これからも当社アスリートを応援していきたいと思います！がんばれー！

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