Introduction ───

三井住友海上の新卒採用において、学生のみなさまから「会社名は知っているものの、働く人や仕事内容のイメージが沸かない」というお声を多く頂戴していました。そこで当社に新卒入社した各職種の社員にこれまでのキャリアや仕事内容を語ってもらう連載インタビュー企画を実施しております。

今回は2012年に入社後、現在は自動車損害サポート職として活躍されている丹羽孝介さんにお話しを伺いました。

My Career ───

今までのキャリア

Work ───

─ 現在の仕事内容を教えてください。

自動車事故を解決し、保険金をお支払いする部署に所属しています。対人賠償や人身傷害など、お客さまや事故の相手方がお怪我をされた場合の補償をするチームの管理者として全体の取りまとめを担当。

具体的には、保険の有無責判断（お支払い対象かどうかの判断）、お支払い金額が適正かどうかの確認、事故に関する職場メンバーからの相談などに対応しています。また、プレイングマネージャーとして、お客さまや事故の相手方との交渉を行うこともあります。

この仕事の難しいところは、事故の円満かつ迅速な解決のために、法学・工学・医学など多岐にわたる分野の専門的な知識が必要になることです。さらに、知識を身に付けるだけは不十分で、その知識をお客さまや事故の相手方に分かりやすく伝えるコミュニケーション能力も求められます。

─ 仕事のやりがいや醍醐味はどんなことですか。

事故解決に向けて一つひとつのハードルをクリアし、無事達成できたときには大きなやりがいを感じられます。

以前、事故解決のため自動車事故の再現実験を行いました。実際に事故を起こすわけにはいかないので、衝突寸前の状況までは実際に自動車を動かし、衝突の瞬間についてはカラーコーン等でシミュレーションしました。この実験で事故状況について新たな事実や考え方を発見でき、スムーズな事故解決に繋がりました。

─ 普段の業務で心がけていることを教えてください。

事実や証言などを一つひとつ積み上げ、実際の事故状況を具体的にイメージしていくことが事故を解決するには重要です。お客さまや相手方にとって事故は「非常事態」ですが、私たちはプロとして冷静にかつ親身になって、全ての関係者が納得のいく「解決」に導くことが求められます。総合的な力が必要な分、事故の解決を積み重ねるたびに自分自身が成長していくのを感じられます。

今後も「一日一つは新しい何かを身に付ける」ことを心がけ、常に向上していきたいと考えています。一つでも吸収できれば、過去の自分より進化することができる。それが1か月、半年、1年と続けば以前の自分より大きく成長できると思って、日々の仕事に励んでいます。

─ 学生のみなさんへメッセージをお願いします。

人生の中で「会社」のことを一番学べるのが就職活動の時期です。

インターネットの情報だけではなく、対面の場も活かしながら「生の情報」を入手することを意識してみてください。学生時代の就職活動は人生で一度きりです。是非悔いのないように取り組んでいただければと思います。

1Day schedule ───

1日のスケジュール

Off time ───

週末の過ごし方

週末はほとんどの時間を家族と過ごしています。子どもが遊びたい盛りのため、一緒にいろいろな場所に出かけています。積極的に家事にも取り組んでいるので、自分だけの時間はあまりないのですが、一人の時は仕事に関連する勉強や趣味に時間を費やしています。

迅速かつ円満な事故解決のため多岐にわたる情報を集約していく ─ 自動車損害サポート・丹羽 孝介

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